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弁理士試験の合格率について

弁理士は5大国家資格とも呼ばれていることから、難関資格であると見られているようです。では、実際のところその合格率はどれほどなのでしょうか。実はこの合格率と受験者の実態を調べてみると、弁理士試験への新たな希望とチャンスの拡大を見つけることができます。

確かに以前の弁理士試験の合格率は受験者総数に対して4%程度と難関といえるものでした。しかし、2002年に試験制度が改革となり、その結果ここ5年間の平均の合格率は6.9%ほどとなります。つまり最近では7%近い受験者が合格していることになるわけです。ここから、弁理士試験が依然よりも合格しやすくなっているという明るい側面が見えてきます。

さらに、弁理士の業務内容から、現役の理工学系の大学生が有利なのではという見方も強いようですが、実際のところはそうでもないようです。

最近の合格者のデータを分析してみると、合格者のうち8割ほどは社会人であり、また全体の合格者の6割ほどは30-40代という年齢層であることがわかってきているからです。つまり、試験会場で周りを見回して、有名大学の学生たちが多いように思えても、恐れる必要はないということですね。

同時にこれは、すでに何らかの仕事を始めている人たちが、仕事をしながら勉強をして合格しているケースもかなり多いということになります。

とはいっても、やはり合格率が6-7%というのは確かに大きな壁のように思えるかもしれません。しかしここで、弁理士試験が3つに分かれていることを忘れてはいけません。

3つの試験のそれぞれの合格率を調べてみると、興味深い結果を見つけることができます。2008年度の弁理士試験では、第1試験の合格率が約30%、第2試験の合格率が約21%、そして第3試験の合格率が約88%という結果が出ているのです。

つまり、3人に1人程度の受験者が第1試験は突破できているということです。第2試験や第3試験はそれ以前に合格した人が受験していることもありますが、これら各試験の結果を見るだけでも、試験対策に関しても新たな側面を知ることができると共に、決して突破することが難しすぎるような試験ではなく、合格のチャンスがしっかりと広がっていることが明らかになってくるのではないでしょうか。