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弁理士の学習時間はどれくらい必要か?

弁理士試験は効果的な勉強方法とそれに必要な時間をしっかりとかけることにより合格率を飛躍的に高めることができます。そこで、合格するための試験勉強には、これらの試験が3つの別々の性質をもった試験に分かれていることを理解して、それに応じた時間と勉強方法を行なう必要があります。

それでは、これら各試験の詳しい勉強方法は後ほど説明することとして、ここでは弁理士試験に合格するための時間をどれほどかければよいのかという点を確認しておきましょう。

一般にいままでは弁理士試験合格のためには少なくとも3000時間以上は勉強する必要があると言われています。これでは1年で単純計算で考えても、1週間で60時間以上の勉強が必要になることになります。

これはあまり実際的な計画であるとは言えないことでしょう。しかし、これはいままでの弁理士試験の状況から概算されて言われてきたことです。最近の合格率の増加や平成20年度合格者から適用になる一度合格した第1試験および第2試験は2年間有効となるという状況を考えると、実際に必要な時間はそれほど多くはならないはずです。また、どのような勉強法をとるのかということも大きく関係してきます。

これはどのように各試験をクリアしていく計画を持つかということとも関係してくるでしょう。たとえば、最初の試験でストレートで第3試験まで合格を狙うならば、第1試験の短答式試験への対策としての勉強だけに力を入れるのではなく、第2試験をしっかりと視点におかなければいけないわけです。実際、そこがおろそかになっている受験者が多いということが、第2試験の合格率の低さに表れているといえるでしょう。つまり、第1試験から第2試験まではおよそ2ヶ月ほどしかありませんが、2ヶ月で第2試験への対策を行なうのは不十分であるということです。

また別の方法として、各試験を一年ごとクリアしていき、3年の期間をかけて合格へ到着するという計画を立てることも可能です。特に仕事をしながら受験する場合などは、各試験への対策や勉強方法をしっかりと分野別に行なっていけることから、より効果的な勉強を行なえるかもしれません。その場合は、総合的な勉強時間数は概算しても2000時間程度で済む場合もあるわけです。いずれにせよ、時間をかけることも大切ですが、どのような勉強方法を取っていくのかということは、合格の可否を左右する大きな要素であることの間違いありません。それでは、弁理士試験のための効果的な勉強方法とは一体どのようなものなのでしょうか。その点を続く第3章でしっかりとご説明したいと思います。