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弁理士は独学と専門学校どっちがよい?

この前の章までで、弁理士試験のための勉強方法は、その3つの試験によってそれぞれ異なることがわかりました。

これは合格のためにどのような教材や講座を用いていけばよいかということを明らかにするものとなってきます。それでは、どのような勉強のためのツールを用いていくことがお勧めなのかをここで簡単にご説明しましょう。

基本的に弁理士試験にもっとも短期間で合格したいならば、独学を中心に据えることをお勧めしたいと思います。

しかし、すべてを独学で行なうのではなく、あくまでも独学を中心にしつつ、他の勉強方法も活用して行くという意味です。そうすれば、自分が吸収できる勉強のスピードを自分で調整できるため、もっとも効率よく勉強を進めていくことができるからです。

また、資格学校のゼミなどもまったく無駄にはなりませんが、座って聞くだけの勉強方法は、一方通行の勉強方法になってしまいがちです。

集中力の持続や脳の吸収速度を考えても、45分以上座ったままで一方的に聞くという授業は、最近話題になっている脳科学を適用した学習方法という視点からも効率性は低いと一般的に言われているからです。

しっかりと予定を組んで、評判の良い問題集などを用いた勉強を進めていくことがよいでしょう。

まずは、すべての試験についての過去問題集と資格学校で用意しているような演習問題を購入し、それを徹底的に網羅するような予定を立てましょう。参考資料としては、青本と呼ばれる「工業所有権法逐条解説」の新しい版は必須です。

そして、すべての試験に共通して言えることは、答練と模擬試験については資格学校やセミナー、通信教育などで提供しているものをとにかく活用することです。基本講座などがパックになったものを申し込むよりも、シンプルに答練や模擬試験などを単発で活用した方が、効率的に勉強することができます。

特に第2試験と第3試験への対策としては、答練や模擬試験を徹底的に活用して、「アウトプット」型の勉強を客観的に評価してもらうことが重要です。

いずれにしても弁理士試験合格までは1年以上をかけた勉強プランが必要になります。そのため、自分自身が持つ「しっかりとした目標」と「固い意志」は、継続的な勉強を保つためには不可欠でしょう。